地域スポーツについて(スペリオ城北) (2017/10/2) 桑原 聖

1992年、「日本サッカーの水準向上及びサッカーの普及促進」の理念を掲げてJリーグが発足し、すでに20年以上が経過しました。

その間、海外のトップリーグで活躍する選手は飛躍的に増え、日本代表チームは1998年のワールドカップフランス大会初出場以降、連続出場を果たす等、日本サッカーの強化は確実に進んでいます。Jリーグの発足は、プロ選手のレベルアップだけでなく、アマチュア選手たちの裾野拡大と底上げにも大きく影響しており、地域リーグや、学生サッカーも活発に行われています。 日本サッカーにおいてはピラミッド構造が確立しており(図参照)、J1を頂点として、その下にプロリーグであるJ2、J3があり、アマチュア選手から構成されるJFLの下に各地域リーグ、都道府県リーグがあります。東京都23区北部地域には、城北地区(北区、板橋区、豊島区、荒川区、足立区)をホームタウンとするスペリオ城北があります。 スペリオ城北は、2005年に前身の城北ランシールズが設立され、2009年にスペリオ城北に改称しました。2017年現在、東京都社会人リーグ2部に所属しており、赤羽スポーツの森公園競技場をホームグラウンドとしています。下部組織として、小学生世代のジュニアチームと中学生年代のジュニアユースチームも併設しています。赤羽近辺では、スペリオ城北のフラッグを飾っている店舗も年々増え、「この街からJリーグを目指す」機運も徐々に高まりつつあります。アマチュアサッカーは、選手との距離が近く、アマチュアならではの魅力があります。 今週末も、近所のグラウンドで熱い戦いが繰り広げられているかもしれません。日本代表やJリーグチームを応援するとともに、お住まいの地域のチームの応援に駆けつけてみてはいかがでしょうか。