干支について(2016/12/5) 北村美保
早いもので2016年もあとわずかとなりました。
来年の干支は「酉」ですが、今日は十二支それぞれの動物の意味をご紹介いたします!
子(ネズミ):子(ネズミ)は一度にたくさんの子供を生むことから、子宝の象徴とされており、子孫繁栄の意味が込められています。さらに、ネズミは活動的で働き者であることから家運隆盛も期待できるとされています。
丑(牛) :牛は、昔から農耕などに利用されてきたことから、努力や粘り強さの象徴とされています。
寅(トラ):寅(トラ)の黄色い縞模様は金運の象徴とされています。また、寅は「千里を行って千里を帰る」力を持つとされており、活力や行動力に満ちたさまを表します。
卯(ウサギ):ウサギはツキ(月)と呼ぶとされており、前にしか進まず、よく跳びはねることからも縁起がよいと考えられています。
辰(龍):龍は、中国において、権力の象徴とされており、立身出世の願いが込めらています。
巳(ヘビ): ヘビは金運の象徴とされており、蛇の夢を見るとお金持ちになれる、巳年の人が家ひて大きな失敗なく過ごせるという意味が込められています。
未(羊):羊は群れをなすことから、家族安泰の意味があるとされており、「美」「祥」「善」など良い意味を持つ漢字には羊が隠れていることからも縁起の良い動物とさえています。
申(サル): サルは「去る」に通じることから、「魔を去る」と考えられ、神様の使いとされてきました。さらに「不幸が去る」「困難が去る」という意味付けもあります。
酉(鶏):鳥は別名で明けの鳥と呼ばれており、新年最初に鳴く鳥であることからも縁起が良いとされています。
戌(犬): 犬は家族を大切に子供をたくさん産むことから、子孫繁栄や子宝を象徴する動物と考えられています。犬は魔よけの効果もあり犬張り子などが有名です。
亥(イノシシ): イノシシは古くから神聖な動物とされており、田や作物の神として崇められてきました。