職場でハイタッチ!!の勧め(2014/4/9)原田昇

Wikipediaに「ハイタッチは、2人が同時に頭の高さで互いの手のひらを平手打ちをするような動作。
称賛・祝勝を意味するジェスチャーである」と定義されています。

ハイタッチと言えば、スポーツ選手が勝利や得点した時に
仲間と交わしている姿をすぐに連想すると思います。
みなさん自身もスポーツやレクリエーションの時に、
仲間とハイタッチした経験は少なからずありますよね。
その時は言葉だけではなく、喜び・嬉しさという感情を、
より強固に仲間と共有している感覚があったはずです。
仲間意識を高める良い行動です。

人は感触から「つながり感」を持ちます。
欧米などでは挨拶として握手や抱擁を日常的なしています。
見ていても自然で、スマートで様になっています。
「よろしく」という気持ちを伝える効果は抜群なのでしょうね。

日本においては、挨拶で握手する機会はまだまだ少ないです。
「触れ合う」という照れや慣習として無い行為だからなのでしょう。
そんな日本でも、スポーツやレクリエーションの時などで、
気持ち(喜び)をより強く共有したい時には仲間と抱き合ったり、肩や背中をバンバン叩いたりします。
触れ合う事で喜び・嬉しさを共有している「つながり感」を実感しています。

このハイタッチ等のコミュニケーション効用を職場に活かさない手はありません。
仕事で目標達成や成果がでた時に喜び・嬉しさを、
もっともっと仲間と共有できるような環境・雰囲気を創れば「つながり感」が高まり、
より成果が出てくると思いませんか?

何か良いこと、嬉しい事があったら、ハイタッチするって習慣を職場に導入しては如何でしょうか。
握手よりも祝勝感は高いですし、場は盛り上がります。
手のひらに抵抗あるなら「グータッチ」(プロ野球の原監督がやってます)でも良いと思います。
職場はチームワークです。
お互いが称えあい、嬉しさを共有する事が大切だと思います。
実際に職場での挨拶にハイタッチを導入した会社が日本経済新聞に掲載されています(2010年9月7日)