厄年、気にされますか?(2013/6/26)小林代司幸
厄年とは陰陽道が起源と言われ平安時代には既に存在していたようですし、
キリスト教やイスラム教の一部の国でも同様な風習はあるようです。
因みに男性の大厄42歳は「死に」から、
女性の大厄33歳は「散々」が起源と言われています。
私はこういう迷信や占いは一切信じていません。
とはいえ、妻が「やっておいたほうがいいよ」というので、
詣出のついでに厄払いはしてきました。
しかも家族四人、前厄と後厄も払っているので
ほぼ毎年誰かしらが厄払いをしています。
調べてみると「男女小厄」と「前厄・大厄・後厄」まで含めると1歳から発生し、
男性で65歳までに19回、女性で22回もあります。
つまり1/3は何かしらの厄年に該当するわけです。
(神社仏閣で差異はあるようです)
このような統計(?)を見ると、
元来信じていない私は益々信じられなくなってしまいますので、
今年の厄払い中も「後厄だし、これでしばらく厄払いしなくていいのか~」と
心の中で思いながら受けていたのです。
しかし・・・
今年はどうにも体調が万全になりません。
もともと持っていたギックリ腰を1月と2月に二度もやり、
3月には顎関節症、ゴールデンウィーク中は食中毒と毎月病院通いです…。
「もしかして、これって厄?」と柄にもないことを
1~2週間に一度程度のジョギング中に考えていたら右足付け根に激痛!
数分の休憩後に若干の違和感を伴いながら歩いて帰宅。
その後は痛みも引いたので、「歩けるし、走らなければそのうち治るだろう」と
放置すること一か月、再び激痛!
今度は階段を上ることが出来ず、胡坐も組めず、寝返りの度に目は覚めるし・・・
念のためレントゲンを撮ってもらうかな?と軽い気持ちで病院に行くと
レントゲンに加えMRIも撮った結果、骨盤の一部(爪のようなものがあるらしい)と
擦れた大腿骨に傷がつき炎症を起こしており、最悪は骨盤の一部を削る手術が必要とのこと。
やっぱり厄のせいか?それとも老化現象の始まりか?どちらも認めたくないのですが、
そもそも「厄年」は身体的や精神的に変化が現れるので
体調を崩しやすい年齢と重なっていると言われていますから、
「厄だから」というより「毎日の不摂生」が原因ということなのでしょう。
20代・30代は無理をしても寝れば回復していましたが、
今後はしっかりとした体調管理をしなければと思います。
もしかしたら、このリレーコラムが掲載されているころは入院中かもしれません・・・