第87回 なぜコンビニはアルバイト高校生に発注させるのか?
(2011.5.25)眞野隆広
第87回は税務監査事業部 眞野隆広による
なぜコンビニはアルバイト高校生に発注させるのか? (2011.5.25)をお送りします。
コンビニエンスストアで商品の棚の前でIpad(アイパッド)の
ようなものを首から下げて、悩んでいる
アルバイトさんの姿を見た方は多いと思います。
あの機械を首から下げているアルバイトさんは、
いったい何をやっているのでしょうか?
そう、あれは商品の注文(発注)業務を行っているのです。
『おにぎりを何個注文しようか?』『カップラーメンは何個売れるかな?』
そんなことを考えながらi-padもどき?を操作しているのです。
コンビニエンスストアの最も重要な業務の1つに発注業務があります。
この大事な業務を店舗は高校生のアルバイトにも任せています。
最初はガムや雑貨など比較的簡単な発注から始まるとのことです。
高校生に発注業務を任せるなんて!と思いの方は多いと思います。
しかしそこにはコンビニエンスストアの人材に対する考え方があります。
発注を任されるということは、発注した商品の売り場作りにも責任を持たされます。
売れ筋商品はどのように置けばよいか?新商品をどう目立たせるか?
売れなくなった商品をどう処分していくか?
このようなことを念頭に置いて発注は行われるのです。
従って店長は根気強くアルバイトさんに対して教育を続け、気づきの場を与えるのです。
そもそも最近は地域密着を掲げているコンビニエンスストアが増えております。
つまり地元の催事、行事等に対して敏感でなければいけません。
地元の学校に通う高校生も大事な情報源なのです。
発注業務を任されることで、その高校生は、単なるレジを打つ業務だけでなく、
発注を受け持つ商品に対して興味が湧きます。
当然、自分の発注した商品の売れ方が気になります。そうなればしめたものです。
積極的に声をかけて商品をおすすめするかもしれません。
また地域の情報を仕入れてきてくれるのです。
このようにアルバイトさんが戦力化されていくことがコンビニエンスストアの
最大の武器となります。アルバイトさんから地元の情報が入り、
その情報を活かした形で発注が行われます。
そして地域により根付いた店舗がうまれるのです。
責任のある仕事は人を大きく成長させます。部下に権限を与えず、
指示だけ与えている方は多いと思います。
コンビニエンスストア流に権限を積極的に与え仕事を任せてみてはいかがでしょうか?
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