時間損益計算書
西川康雄


人生時間  損益計算書

1.あなたのこれからの人生

あなたの年齢は?

(1)      歳 

何歳まで生きる?

(2)      歳

残りの人生?

(3)      年

(2)−(1)

 

(4)      月

(3)×12

  

(5)      日

(3)×365+(3)÷4

残り何%?

(6)      %

(4)÷1,020×100

85歳×12月=1,020月

      =現在60歳で、85歳で生涯を終えたい人=

  

残りの人生

残存率

消費率

80−60

300月
9,131日
219.144時間

29%

71%

2.自由になる創造時間

(85−60)×365×24H  =219,000
(65−60)×2,000労働時間=△10,000
(85−60)×365×7睡眠 =△63,875    
                    145.125時間
  

3.早起きは38月のトク

(85−60)×365×3H=27.375時間


社長の時間戦略

1.御会社の経営内容(但し、年商10〜20億円規模)

0%             45%

80%

90%

100%

人件費
45%

その他
35%

金利
雑損
10%

経営
利益
10%

2.損益分岐点日と純利益日

1/1             6/13

10/20

11/24

12/16

12/31

人件費
164日

他の経費
128日

金利
雑損
36日

税金
22日

純利益
15日

(1)1年間の純利益日は13〜15日
(2)1ヶ月単位(22日)で計算すると2.2日
(3)1日の純利益額は:
    1日7時間(420分)だと純利益は42分
    この60%が税金であるから税引後純利益は17分
    タバコ(1本6分)を3本吸われると赤字になる

3.年間2000時間働く場合で純利益時間は80時間
  
*わが社の平成13年就業日数242日 休日124日
   242日×7時間=1694時間
   1700時間×10%経営利益×60%税金=純利益時間
   68時間 365日で2.8日が純利益日となる。


4.1日の時間拡大対策
   
会社の業績の9割は社長の実力または実行力。
   社長の質を向上させ、実行時間を多くするしかない。
   ゴルフ・カラオケは、ほどほどに。

5.休日の時間拡大法
  
 休日124日−20日(お盆・正月・法事等)=104日
   104日×7時間=728時間
     休日を使って頑張るしかない。

6.時間管理のマトリックス

 忙しい忙しいと言っている人は、第一領域(緊急であり、かつ重要)又は第三領域(緊急だが重要でない)の仕事に追われているのではないでしょうか?
 あなたにとって、本当に大切な緊急ではないが重要な第二領域はいつできるのですか?会社のために、社員のためにそして自分のために時間管理をしてみてはいかがでしょうか?

 

緊急

緊急でない


第一領域
1.危機や災害
2.差し迫った問題
3.締め切りのある仕事
4.病気や事故
5.クレーム処理
6.壊れた機械の修理
7.むずかる赤ん坊

第二領域
1.豊な人間関係作り
2.健康的な身体作り
3.準備や計画
4.予防
5.価値観や明確化
6.勉強や自己啓発
7.真の意味でのレクリエーション
8.エンパワーメント





第三領域
1.さまざまな妨害、邪魔
2.多くの重要でない電話
3.多くの重要でない郵便物や報告
4.多くの重要でない会議
5.重要でない差し迫った問題
6.みんながやっていること
7.突然の来訪
8.無意味な接待や付き合い

第四領域
1.噂話などの暇つぶし
2.意味のない活動
3.見せかけの仕事
4.とりとめのないだらだら電話
5.多くのテレビ番組やコミック
6.現実逃避
7.単なる遊び
8.待ち時間

緊急:すぐに対応しなければならないように見えるもの
重要:自分のミッションと有意義な目標の達成に貢献するもの

(スティーブン・R・コヴィー 7つの習慣最優先事項より)


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